の前に。なんというシンクロ率…！私の日記に大笑いというメッセージにリアルで噴いたですよ＞私信


入稿しましたゼーハー…。何事も無ければ当日新刊が机上に並んでいると思います。お待ち下さってた全ての皆様に長らくお待たせしてしまったお詫びと、お礼を申し上げます(>_<。)　今回諸々の事情で原稿に触れられない期間が結構あったり調子悪くしていたり、兎に角長丁場でしたので、（ほんとに完結させることができるのか…？？）と何度か挫けそうになったのですが、メールやメッセージ、そしてやっぱり直接イベント会場で「待ってるから」というお声をちらほらと頂いたことが最後まで私を動かす力になってくれたと思いますありがとうございます。一生懸命描いたので楽しんでいただけたらいいなと思ってます(>_<)

さて、以下は修羅場レポですのでご興味のある方はどぞ。

いやまあなんつうか。最終日は前日の夜９時ごろ仮眠に入り１２時に起床。朝６時までにトーン未処理数Pと背景未処理数Pを完了。それから出力してチェック。したら、準備号で出したところと今回の後半と、同じ室内なのに手すりのデザインが違うとかね、細かいミスやらが連発しててそれを修正するのに午前中をつかい、その後最後まで手付かずにしてあった背景のみのページに取り掛かる。でね、一応全ての作業を正午ごろまでに完了したのだけど明け方に半分逝きかけながらやってた背景がどうしても気に入らなくてね。丁度クライマックスで見開き２Pぶち抜きででかい１コマのシーンがあるんだけど、その背景全面に散らしたバラが人物に比べて大きすぎてバランスが悪くてね。疲労もピークだったし話の大筋には全然無関係な部分だしもうこのままでいいよ…という悪魔のささやきが聞こえるのだけど本になった時を想像して後悔し続ける自分のイメージが浮かんでねぇ…。幸いにして背景は人物とは分けて作ってあったので背景のみを抜き出して縮小して配置しなおして、バラよりもっと後ろにある背景も修正し…というのを残りの２時間でできるかどうか（難しい作業ではないんだけど手間がかかる）ギリだなと思ったんで、念のため修正前の原稿で入稿用にファイルを作って送るだけにしておいていざ間に合わなかったらそれを入稿することにして、修正開始。時計を睨みながら緊張で吐きそうになりながらも締め切り直前に作業完了。普段音楽かけながら作業するんだけどあまりにも切羽詰ってて音さえ邪魔に感じて終始無音。心臓がドクドクいってるのが聞こえるというか喉までせりあがってくるというか。んで一応締め切りに間に合う形で入稿完了。このあたりで半泣き。私普段は作業完了後すぐに入稿、というのは無いのですよ。いつもいつも細かい間違いがあるのでだいたい締め切りの１日前までに作業を終えて、比較的余裕を持って見直し作業をするのですが（それでも誤植がある…orz）今回は本当にギリで、緊張のあまりハゲるかと。何か間違ってるかもしれない…ですがもう生温かくスルーして頂ければ…orz　んでその後倒れるように寝るかと思ったんだけどこれが興奮のあまり眠れない（笑）。結局就寝したのは夜１０時半過ぎという、どっかのチャリティー番組の司会者バリの起きてる状態となりました（そして朝まで半分失神）。

以下は新刊のちょっとしたネタバレですが。
前回の黄金率ではロイに愛してると言わせましたので今回はエドに言わせたくてがんばりました。もういっそプロポーズもエドからさせようかという勢いのオトコマエな展開です（当社比）。ロイは卑屈で卑怯で楽な役回りだ、と完結させてから思いました。皆様の読後の感想が怖いっス。